【内定~退職交渉、入社】転職活動の方法〜転職エージェント編③

前回は、転職エージェントの初回面談〜選考までのお話をさせていただきました。
その後の内定から退職交渉以降のお話も重要になってきます。

今回は、内定をもらった後のお話で、選考が上手く進んで実際に内定が出た場合、その後どうすれば良いかについてお話しさせていただきたいと思います。

この記事をご覧いただきますと、内定を貰った後の注意点や退職交渉などスムーズに入社まで進めていく方法が分かるようになります。
内定時や退職交渉を含めた入社までのフローで出来る限り発生しうるトラブルを防ぎながら、転職活動をスムーズに終えることができるようになるかと思います。

以下の方には、特に参考になる内容になっております。

  • 転職エージェントを利用して選考中の人
  • 転職エージェントを利用して、内定を貰っている人
  • 内定を貰っているが、どうすれば良いか分からない人
  • 内定承諾はしたが、退職交渉など入社までの話がスムーズに進んでいない人

転職エージェント業務を実際に行っており、私自身も転職経験がありますので、分かりやすく解説していければと思っております。

結論から申しますと、内定後の動きは非常に重要になります。
ここで間違った行動や失敗をしてしまうと、これまでの努力や時間が無駄になってしまうこともあります。

内定が出ると一安心しがちですが、退職交渉までは気を抜かず、最後まで転職活動をするように心がけていただければと思います。
転職エージェントを利用している場合、特にエージェント側と密にコンタクトを取るようにして、内定から退職交渉を含め入社までしっかりサポートをしてもらうようにしましょう。

その前に、前回の振り返りとして、内定を貰うまでの動きについてご説明させていただいている記事を復習としてご覧頂くことをお勧めいたします。↓↓

転職活動の方法とは?〜転職エージェント編(初回面談~選考)

1社内定が出た場合、後から応募した企業へは伝えるべき?

前回では、2社以上同時に選考を進めて比較検討をすることをお勧めいたしました。

先に1社が最終面接まで進み、内定が出た場合は、他に進めている他社へ内定が出た旨をお伝えした方が良いです。

今回は、転職エージェントを利用している転職活動の方法ですので、エージェントに他社内定が出たことをお伝えいたしましょう。

理由としては、選考の通過確度向上や、先に出た内定のオファー年収をもとに年収交渉ができたり、選考のスケジュール感を早めてもらったりすることもできたりします。

選考の通過確度向上という面では、残りの他社からすると「他社が内定を出したと言う事は、他からも欲しいと思われている人材なんだ。という事は、優秀な人材なんじゃないか」と言うように、書類選考における履歴書、職務経歴書の魅力や、面接内でのアピール以外での付加価値を与えることができます。

年収交渉においては、本人の希望年収と他社の出しているオファー年収を考慮して「このままだったらうちに来てくれないかもしれない」と、先方が思った場合、他社年収以上を提示してくるケースもございます。

それらがうまく良いように働いたとしても、先に内定が出た1社の内定承諾期限にもう1社の最終選考結果が出るタイミングが間に合わなかったら、どうしようもありません。
ですが、内定承諾期限をもう1社の先方にお伝えすることで、先に内定が出ている企業の期限に間に合わせるように、選考スケジュールを早めてもらえることもあります。

これらは通常であれば、自分で各企業と連絡を取らなければいけませんが、転職エージェントを利用していれば、エージェントにお伝えするだけで、エージェント側が全てやってくれます。

1番良いのは、複数社内定をもらえて、条件面など全てが揃った状態で比較検討して決断することが望ましい転職活動と言えます。

ですので、先に1社の内定が出た場合は、もう1社に他社で内定が出たことと、その詳細をお伝えした方が、求職者(あなた)が有利に転職活動を進めることができるでしょう。

2社とも内定が出てしまったらどうすればいい?

まずは、内定承諾期限(回答期限)を2社とも必ず守ることを意識してください。

その上で、期限までに回答するために、頂いた内定を比較しながら、1番自分の希望に近い企業の内定を承諾する流れが1番の理想になります。

先ほどもお伝えいたしましたが、条件面が全て揃った状態で、各企業の最終面接までの内容を整理して、自分にとって1番良い内定先に決めましょう。

その時に絶対にしてはいけないこととしては、下記のとおりです。

  • 焦って決めてしまうこと
  • 条件を良く確認せずに決めてしまうこと
  • 比較検討しないこと
  • リスクやデメリットを考慮せず、企業側の良い話やメリットだけで決めてしまうこと
  • 転職エージェントの言いなりになってしまうこと

焦って決めたりせずに、絶対に自分の意見は大切に持ちながら、あくまでも他の意見はアドバイスとして受け止めるようにいたしましょう。

自分の考えがまとまって、決まったらすぐに企業へ連絡すべき!

良く考えた上で、結論が出たらすぐに企業側へ報告しましょう。
転職エージェントを利用している場合は、入社を決めた企業の応募依頼から選考サポートをしてくれている転職エージェントにお伝えしましょう。

焦って決めてはいけませんが、もし行くと決めたら、その場合はできるだけ先方を待たせないように、早めに入社意思をお伝えしましょう!

入社意思をお伝えした時点で、内定承諾となり、基本的には内定承諾後のこの先は辞退が出来なくなります

内定承諾後は、候補者から入社予定者となり、企業もあなた(候補者)の入社に向けて、準備を進めていきます。
社用スマホやPC、制服など備品も含めた準備物をあなた(入社予定者)のために用意をしてくれる期間です。

同時に、その求人の枠があなたが最後であった場合は、求人クローズとなり募集終了となります。
広告費をかけて出した求人も取りやめ、各社エージェントに依頼していた案件を停止いたしますので、内定承諾後の辞退は企業側に多大な損害を被ります。

後戻りが出来ない状態になる前のこのタイミングは、最後の決断のタイミングになりますので、くれぐれも慎重に決断してください。

1社に入社を決めて内定承諾したら、もう1社へ連絡すべき?

1社に内定承諾後は、速やかに他の内定の出ている(選考中も含む)企業に報告しましょう。
転職エージェントを利用されている場合は、選考依頼をしている各エージェントにお伝えしましょう。

1社のエージェントで、他の内定企業や選考中企業を全てサポートしてもらっている場合は、内定承諾した際に、そのエージェントから確認で「では他社で頂いた内定や選考中の企業は辞退しておきますね」とお話があるかと思いますので、その際に辞退をお願いしておきましょう。

複数社のエージェント利用されている人は、内定承諾後に他社内定や選考をサポートしてもらっている各エージェントにお伝えしましょう。
その際は、くれぐれに丁重にお断りするよう心掛けてください。
ここまで自分に貴重な時間を使って、選考してくれた先方と、そのサポートをしてくれたエージェントに対して、感謝の気持ちを持ちながら対応するようにしましょう。

ですが、ここで気を付けて頂きたいことがございます。
エージェントによっては内定承諾した後でも「選考中の企業を面接だけでも受けてください」と、強くプッシュされることがございます。

基本的には、内定承諾後は転職活動を終えるのが常識です。
エージェントから非常識な対応をされた場合は、速やかにお断りください。
そもそも非常識な人を信用することはリスクです。

  • 1社へ内定承諾後は、内定を含む他社選考企業へ速やかに辞退報告を!
  • 辞退報告の際は、企業やエージェントに対して敬意を払い丁重な対応
  • 他エージェントへ辞退報告される場合は、強引な選考継続のプッシュに注意

その後のエージェントとのやりとりについて

内定承諾後、全ての企業に辞退手続きを終えたら、後は内定先企業への入社日の確定です。

まずは、入社日について企業側(エージェント利用の際はエージェント)からお話があります。
面接の際に入社日について、双方ですり合わせをしていれば、その日付で打診があります。
問題なければ承諾、日付をずらして欲しいのであれば、調整の依頼をしましょう。

なお、現在進行形で現職にお勤めをされている人は、先に現職の退職日を確定した方が良いです。
入社日確定した後に、退職交渉で現職の退職がその日までにできないとなってしまうと、企業側にご迷惑をおかけすることになります。

最悪のケースですと、内定を出した時点の入社可能日と相違があるとのことで、内定時との相違という面で内定取り消しになるリスクも可能性としては多くはないですがございます。

せっかく貰った内定を無駄にしないために、退職交渉は早めに行いましょう。

現職は、退職までにどれくらいかかるか、いつ頃退職できるかなどは、転職活動を開始した時や選考が進んだ頃くらいから、事前に考えておくことをオススメいたします。
内定を貰った時には、承諾後すぐに退職交渉に移れるくらいまでには、しておければ一番理想です。

また、賞与などはあれば、いつまでに在籍していれば支給対象なのかを確認し、内定先の企業と調整が可能であれば、調整するのも良いでしょう。
著しく、入社日が後ろ倒しになるケースは、調整が難しく、入社日調整を断られる場合もあるので、諦めましょう。(転職の際の退職時に、賞与を受け取れるケースはラッキー程度に思ってください)

退職において気を付けていただきたいこと
  • 退職の意向を伝えてから、すんなり辞められそうか
  • 有給休暇の残り日数の把握
  • 引継ぎ期間の把握
  • 賞与インセンティブ支給などがあれば、支給タイミング支給対象かの確認
  • 現在進めている案件があれば、いつ頃終えられるか、または引継ぎ可能か
  • 出来る限り円満退社ができるか

上記を気を付けて頂ければ基本的には、問題ないかと思います。

この中でも、一番気を付けて欲しいのは、退職交渉時の現職からの引き留めです。
ここで、現職から退職を拒まれて、なかなか辞められなくなってしまうケースがございます。

ですが、今回の転職の選択はあなたの人生です。
会社側は、あなたの人生に何かの責任を取ってくれることは決してありません
ここで動じずに、もう既に内定承諾をして入社が確定して、行くとこが決まっている旨をお伝えしましょう。

雇用主からの退職交渉時の強引な引き留めは、労働基準法にて禁止されています。
違法にあたる行為ですので、自分の意志を貫いて、退職交渉を最後までやり切りましょう。
その際は、今までお世話になった会社でもあります。誠意を持って対応しましょう。

下記の通り、大阪労働局のサイトにも明記されています。

A1.
民法では期間の定めのない雇用契約については、いつでも解約の申入れをすることができるとされており、解約の申入れの日から、2週間で終了することとなっていますので、会社の同意がなければ退職できないというものではありません(民法第627条)。

引用:大阪労働局

退職交渉にて、退職日が確定したらすぐに企業側(エージェント利用ならエージェント)に退職日を伝えましょう。
そうすると、内定先の入社日の最終確認があり、問題なければ入社日を確定させましょう。

これをもって、退職日確定入社日確定となりますので、転職活動は終了となります。
あくまでも入社日が確定するまでは、転職活動が終わったとは言えないので、しっかりと入社日前日までに退職ができるかの退職日確定をしてから、入社日を確定しましょう。

  • 現職の有給休暇期間と使用可否、引継ぎ期間賞与などの把握をしておきましょう
  • 現職からの引き留めには注意し、誠意を持った対応で退職交渉
  • 退職日が決まれば先方に伝え、入社日を確定しましょう
  • 入社日が確定しましたら、現職の退職日の最後まで現職で頑張ってください

まとめ

転職活動のエージェント編後編は、いかがでしたでしょうか。
転職活動は、内定を獲得するまでが転職活動ではありません。
実際に入社日が確定し、入社日より以前に、退職ができるかまで確定して転職活動の終わりを迎えます。

内定を貰ってからの退職交渉まで気を抜かないように慎重に活動を続けておけば問題なく、転職活動を終えられるかと思います。

事前に、内定後のやることまでの転職活動の方法を知っていれば、スムーズに転職活動を進めることができます。

以下、今回のまとめになります。

まとめ
  • 先に1社内定が出た場合は、他社選考企業にも共有し、スケジュール感の調整を!
  • 複数社の内定が出た場合、承諾期限内までによくオファー条件を確認して慎重に決断
  • 決断後は、速やかに各企業へ報告し、内定承諾&他社辞退報告を!
  • 現職の退職交渉は慎重に、引き留めには強気に、心に誠意を忘れない!
  • 退職日が確定したら、速やかに内定先企業に伝え、入社日確定

上記が終われば、あなたの転職活動は終了になります。
果たして、転職活動が成功と言えますでしょうか。

後は、残りの現職を惜しみながら働くか、耐えながら働くかは、人それぞれ。
その間に、入社案内の書類が、封筒かメールにて内定先から届きます。
もうすぐで転職なのですから、最後は感謝の気持ちを持って働いて終われると良いですね。

今回は、以上となります。
内定までではなく、その先の退職交渉や入社までの内容となっております。
初めての転職活動の方だけではなく、転職活動をしていて困ったことや上手くいないことがある方にも、ぜひ今回の記事をご覧いただき、ご自身の転職活動の参考にしていただければ幸いです。

念のため、復習として下記に前回の転職活動のエージェント編前編を再度共有します。
ここでは、エージェント登録~初回面談までをお話させて頂いております。
エージェント利用において、特に大事である初回面談については、ぜひ見て頂きたいです。

転職活動のエージェント編前編(登録~初回面談)
↓↓↓↓

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