転職についてのお話

みなさん、おはよう、こんにちは、こんばんは。
今回は、転職についてのお話になります。
現在、私は人材エージェントとして活動しており、転職の相談に乗ることが多く、そちらの情報をみなさんに共有しようと思います。

みなさんは転職と聞くとどのようなイメージを持たれていらっしゃいますか?

  • キャリアアップ?
  • はたまたキャリアチェンジ?
  • それとも地元に帰るUターン転職?

色々ありますよね!それ全て正解です!!

では、みなさんは実際に転職をされたことや転職活動を実施されたことはございますか?

転職活動を実際に始めるときは、まずは履歴書や職務経歴書の作成をされる事でしょう。
ただ、最近では転職サイトや以下の私のようなキャリアアドバイザーに相談することから始める人も多くなっていますね。
むしろ最近では、後者の方が多いような気もします。


また、転職サイトの中では登録時に必要な自分の情報や経歴、資格などを入力することで、一緒に履歴書や職務経歴書を作成できるサイトもあります。
こちらを使うと特に転職活動初心者の方にも始めやすいですね。

そうやって、書類作成と転職サイトの登録が終われば、もう立派な転職活動中となるのですね。
では次はどうなるのでしょうか??

それは求人票を実際に見て、自分のやりたいことや望んでいる条件の求人を探すこと。
では、ないんです!!
実は、みなさんが多くやりがちなのは、このステップだと思いますが、それはまだ早いです。
その前に必ずやっておいた方がいいこといやっ、やらなければいけないことと言えばなんだと思われますか?

・・・

はい、思いついた方も思いつかなかった方もいらっしゃるので、私がお伝えいたします。
やらなければいけないこと。それは、「自分がどうなりたいか」を自問自答して深掘りする事です。

本当に自分がやりたいこと。叶えたいこと。今後、未来の自分がどんな自分でいたいか。これを真剣に明確に頭の中で思い描く事がまず最初にすべき事です。

これをすることにより、自身のやりたいこと、やるべきことが把握でき、今後の動き方も分かるからです。転職活動において最重要項目と言っても過言ではないです。

これによって、どういった企業に身を置きたいか、はたまた今までやってきた事から業種や職種を変えてのキャリアチェンジをするか、そもそも転職活動自体を辞めてもう少し今の環境で続けるか。。。

皆様にわかりやすくイメージして頂きたいので、例えばです。

よくある転職理由として、「年収をアップしたい」という理由があるとします。ただ年収をアップしたいだけで転職活動をし、転職先を選ぶと本当にその企業で良かったのかというと、恐らく他にもあった中で、その企業を選んだ理由が弱いので長続きしないかと思います。そもそも転職先を見つけるのも一苦労なので転職活動自体大変になります。

では、「年収をアップしたい」という理由で転職を考えている方はどうすれば良いでしょうか?そういう人は転職しない方が良いのでしょうか?

いえっ、全然そんなことはありません。むしろ転職によって年収をアップさせることはごく普通のことです。では、どうすれば良いかというと、ここで先ほどお伝えしました「自分がどうなりたいか」を深掘りしましょう。実際にどうやって深掘りをしていけばいいかをお伝えいたします。

「年収をアップさせたい」

Q.なぜ?(どうして年収をアップさせたいか)→A.現状の年収に不満がある

Q.では、希望年収はいくら?→A.年収500万円

Q.もし転職活動をしてみて、最終的に何社か内定がもらえたとしてその企業からのオファー年収が希望年収よりも下回ったものしかなければ、現職に留まりますか?→A1.はい

Q1.であれば、現職で年収を上げることは可能ですか?→A1-1.はい

この場合は、転職する理由はないと思われます。現職で年収以外に不満が無いことと、年収アップが現職で可能ということが伺えますので、現職で年収アップされることが一番リスクが少なく後悔の少ない納得のいく選択だと思います。たとえ、年収アップしたからとして転職しても、実際に入社するとイメージが違っていた。なんてことはザラにあるので、そこまでリスクを負う必要のない求職者でしょう。

では、A1-1で「いいえ」と答えた現職では年収アップが難しい方はどうでしょう。続けて深掘りしていきますね。

Q.なぜ現職では年収アップができないのですか?→A.制度で昇給がない。または、少ないのでこれ以上続けるよりもこのタイミングで違う会社で年収アップを狙いたい。

Q.では、先ほどの質問で希望年収以下だと現職に留まるとお答えしておりましたが、実際に希望年収以下だけども、しっかり制度として昇給制度があり、実際に昇給によって既存社員が年収アップを叶えている実績のある企業であれば、初年度こそはオファー年収は希望よりも下回るけども、今後の年収アップが現職よりも可能性が高くなるようでしたらどう考えますか?→A.それならいいですorそれでもダメです

ここで少し自分の転職についての考えの根底の部分が見えてきました。



「それならいいです」をお答えになられた方は、ではそこも検討材料として幅広く企業の求人を見て、応募していった方が良いです。さらに初年度の年収は最低どこまでなら許容できるかも具体的に決めていた方が良いです。

例えば希望年収500万円:現年収450万円:最低年収(初年度):400万円など

「それでもだめです」の方は、初年度の年収へのこだわりはどういったものかを深掘りしてみてください。「今までの会社で初年度の年収が全てでした」とかであれば、さらに「逆に初年度にこだわり過ぎてしまっていたから現職のような状況になったのではないか?」というように初年度の年収がベースとして強くなっている会社は、制度として昇給の方も弱くなり結果として初年度年収が強い影響として出ているケースも考えられます。だったら初年度年収のこだわりを捨てて、今後昇給がしっかりできる会社に転職した方が良いのでは?それが難しいようであれば現職に留まって、現年収を担保された方が良いかと思います。

ただ、上記の内容もまずは動いてみてから判断するのもおすすめではあります。実際に最初から年収500万円のオファーを頂けた興味ある会社と出会えることもありますので、どうしてもこだわりが強く、捨てきれないようでしたら実際に自分の転職市場での価値がどれくらいか把握するという意味も含めて、転職活動をしながら方向性を決めてみてください。

ちなみに先ほどのA1で、「現職に留まりません」とお答えされた方は、年収アップ以外に転職したい理由があるということになります。そこもまた深掘りしていくことで、本当の転職理由が明らかになってきます。

今回は、あくまでもほんの一例で「年収アップ」の転職理由について深掘りしてみました。また、機会があれば違う転職理由を深掘りしてみたいと思います。

最後に、ご参考までに完全無料の転職エージェントサイトをいくつかご紹介いたします。こちらは特化型エージェントなので各分野の専門エージェントから転職活動のサポートを受けることができます。
良ければ1度覗いてみてください。



次回は、もう一つ同じくらい転職活動の最初にしなければならないことをお伝えいたします。

ぜひ、お楽しみにしておいてくださいませ。


ここでは転職というもの自体のお話をいたします

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